様々な工法 VS 在来人ベコ

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[レスト家]

解体初めました。


すごい構造なんです。
体育館みたいです。

木の柱があって、梁があって、桁があっての昔ながらの在来工法でしか私は習っていないもんで、その他の工法で建てられている家のことはいまいちよく分かりません。

屋根の材料には丸い鉄のフレームを組んだものを使っていて、外壁にはH鋼と木を組み合わせたもので骨組みは成り立っているようです。

「これだけで大丈夫なの?!」

と、在来人の私はすごく不安になりますが、
きっと私なんかよりも遥かに賢い人たちが知恵を絞り合って考えたのでしょうから、

「余計な心配はしなくて結構。」

とピシャっと言われることでしょう。



在来工法では、こんなにも広い空間を確保することは難しかったのです。


簡単に調べてみると、
住友林業さんで「ビッグフレーム構造」というものがあるそうで、
高層ビルで使われる柱と梁で接合するラーメン構造を木造住宅へ導入したら、すごく良い工法が出来ました、というものみたいです。

あとパナソニックさんではテクノストラクチャーという、木と軽量H型鋼を合体させた材料を使って大空間を確保する、というものもあるそうです。

いつの間にか時代はどんどん進んでいくのですね。

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壁の残っている部分が、もともとの外壁のライン。
あれより外は木造で増築してありました。

この工法はきっと、

「少ない骨組みだけど屋根板や外壁、床の板すべてが組み合わさることによって強度をとっているよ工法」

なんじゃないかと思うので、外壁の部分の壁は家の強度を守るためにも怖くてとれませんので残します。


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在来工法では、こんな光景はお目にかかれませんので、すごく斬新です。
これだけ何にもない空間になると、間取りを替えるのもすごく容易なので、前の間取りとは全く違うものにすることが出来るのです。


もともとの間仕切り壁には、特に重さもかかっていなかったので、ドリフのコントばりにパタッと壁は倒せました。

レシプロソーという巨大で強力な自動のこぎりみたいな道具があるのですが、それを駆使しながら、あとは体当たりでほぼ解体したようなものです。
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床の板も、もう限界ですね。
今までよく頑張ったと言ってやりたい。

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レスト家で一番気になっていたのが、この圧倒的飛び出しを見せている増築した部分。
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平屋にグンっって無理やり引っ付けた感があって、どうもイケていない気がします。
この形だと雨漏りの心配もあります。
谷、といって、増築した場合などに致し方なく施すものなのですが、落ち葉や長年の汚れなどで雨水が上手く流れず雨漏りする、ということが起こりがちなのが谷です。


これから先何十年と住むためには、このあたりは確実に直しておくべきかなと考えます。

どう改善していくかは、四ツ葉工房のトータルコーディネーターである黒猫氏に託します。
きっと眠れない夜が続くことでしょう。


by team_yotuba | 2019-01-11 21:04 | レスト家 | Comments(0)

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